不妊治療について

不妊治療を開始したところですが、左卵管閉塞と診断されました。体外受精しないと妊娠は難しいでしょうか。

Q,先日よりセキソビットを飲み始め、不妊治療を開始したところですが、
卵管造影を行ったところ左卵管閉塞と診断されました。途中までは通っているのですが、最後の卵管采に入るところで造影剤が途切れていました。
妊娠する確率は1/2になると言われたのですが、体外受精しないと妊娠は難しいでしょうか。
出来るだけ早く妊娠したい気持ちはありますが、いきなり体外受精は気が引けてしまいます。
ちなみに超音波では卵管が通っている右側の卵巣に2つ卵のようなものができているものの、左の卵巣は見当たりませんでした。毎回右から排卵してくれたら問題はないのでしょうか。
 
A,片方の卵管が閉塞していても反対側の卵管のみで妊娠される方は珍しくありません。ですから片方の卵管だけで排卵誘発を試みられても悪くはないと思います。
それから詰まっている卵管の中にカテーテルを入れて造影する方法とか、卵管鏡と言われる特殊な機械を使って詰まっている卵管を開通させる方法もあります。

二人目妊娠と断乳

Q,初めまして。 現在2歳になる子がいるのですがまだ母乳をあげています。
二人目ができたら断乳しようと思い、そこまで断乳を意識していなかったのですが、そろそろ2人目をと考えています。タイミングをはかってみてはいるのですが、なかなか妊娠にいたりません。  生理は毎月きちんときてるのですが、母乳をあげていると妊娠しずらいのでしょうか??

A,母乳を上げている間は、その刺激が脳に伝わって排卵を抑制することがあります。
排卵があるかどうかは基礎体温を測定すればわかりますので、明日の朝からでも早速測定を開始されたら良いと思います。
もし排卵していないことがわかりましたら、母乳を本格的に止めないといけないかもしれません。

不妊症とタバコの喫煙

Q,不妊治療をしていますが、煙草を夫婦共に吸っています。タバコはやめるべきでしょうか?
 
A,タバコはホルモン環境を悪化させ、排卵しにくい体を作ってしまいます。
また運良く妊娠が成立したとしても、胎児に影響がでるのがわかっています。
妊娠する前から禁煙しておくのは当然と思います。
また男性の喫煙も問題です。タバコは男性の精子形成にも悪影響をおよぼしますので、男性不妊の原因になる可能性があります。赤ちゃんが欲しいのであれば、2人でタバコをやめる努力をするべきですね。

二人目 不妊治療

Q,二人目を妊娠希望しているのですがなかなかうまくいきません。
一人目もなかなか出来ず、検査を夫婦ともに受けましたが異常はありませんでした。
タイミングをみてもらいながら、ルトラール&クロミッドを処方してもらった確か2周期目に妊娠できたのですが、やはりこういった場合、次回の妊娠も自然妊娠は難しいのでしょうか?
 
A,一度妊娠されている方は、全然妊娠したことの無い方より次の妊娠はしやすい傾向があるといえます。
一度目の妊娠でクロミッドという排卵誘発剤を使われていますので、軽度の排卵障害があったのかもしれません。今回も排卵誘発剤が必要かどうかを、お知りになりたければ、基礎体温を持って受診されれば良いと思います。

不妊治療と喫煙

Q.「不妊治療を始めていきたい」と本日の午後に診察をして頂いた者です。
私は一日15~20本のたばこを吸う愛煙家で、体に悪いとわかっていながらも、なかなか禁煙できずにおります。フラノバールを処方されましたが、やはり飲み合わせは悪いでしょうか。この機会にやめるべきだとは思うのですが…禁煙は何度も失敗しております。
あと、カンジダは塗り薬でかゆみが治まれば、治癒ということでよろしいのでしょうか。
 
A.タバコを吸う人がプラノバールを内服すると血管中に血栓ができやすいので問題ですね。プラノバールを飲んでいる間だけでも禁煙してください。
禁煙できないのであればプラノバールの内服を中止してください。
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