2023年02月

不妊治療

Q,年齢は31です。月経周期が35日と長く、なかなか妊娠しないので、クリニックへ行き、検査をした結果、AMHの数値が9.1と分かりました。多嚢胞性卵巣症候群と診断されました。
不妊治療を開始したのですが、クロミッドがなかなか効かず、次の周期ではレトロゾールを試しました。卵胞チェックをすると、D8のときにまだ10?oでした。なので、hmg注射を投与しました。
今後、卵胞は大きく成長できるのかが心配です。また、発達が遅い卵の質は、大丈夫なのか心配です。

A,多嚢胞性卵巣の方の排卵誘発はなかなか難しいのです。
特にクロミッドの内服で排卵しない方はHMG製剤を使わないといけませんので、さらに難しくなります。
Day8で卵胞の直径が10mmぐらいあれば、卵胞の発育はそれほど遅くはないと思われます。
HMGに対する卵胞発育の速度は個人によってかなり異なります。その速度を見ながらHMG製剤の投与量を決めていくのです。どのような見込かを主治医の先生にお聞きになったらいいと思いますト

HMG注射のみ

Q,他病院で体外受精に向けて通院しています。
そこでこちらの病院で、採卵までの注射のみで対応していただくことは可能でしょうか

A,当院は夜7時まで開いていますので、体外受精のためのHMG注射はよく頼まれます。
当院の職員も慣れていますので、いつでもお越しください。

妊娠できるのかとても不安です。

Q,こんにちは。長文になりますが、質問させて頂きます。
29歳既婚の者なのですが、生理が始まった当初よりずっと生理不順で、しっかりとした生理が年に2~3回しかこず、月に2回ほどの不正出血(茶色いおりもの)を繰り返していました。何度も婦人科へ行きましたが、癌や子宮、卵巣に異常はなく、若いからと済まされてきました。不正出血と共に体調不良も多く、ここ2年ほどはピルを服用していましたが、昨年結婚し、そろそろ子供が欲しいので中断すると、やはり不正出血しました。近所の婦人科に相談に行くと、やはり癌や子宮には問題が無く、最初の診断は多嚢胞性卵巣の疑いでした。プレマリン、デュファストンを服用し、出血後に血液検査をすると、異常は無いと言われました。詳しい説明はされず、何の値がどうなのかさっぱりわからないままで、とりあえず子作りしてみて下さいと言われ治療はありませんでした。私はこのまま放置してもちゃんと排卵し、妊娠できるのでしょうか。とても不安なままです。

A,「しっかりとした生理が年に2~3回しかこず、月に2回ほどの不正出血を繰り返していました」とのことですが、この症状から推察されることは、排卵はきちんと行われていないのではないかということです。
まずは2週間ほど基礎体温をつけてみてください。
それをみれば、あなたが排卵誘発治療をしなければ妊娠は難しい方だということがはっきりすると思いますね。

PCOSと診断されました

Q,こんにちは。初めて投稿させていただきます。
24歳なのですが、いまだに生理不順です。
たまたま最近不正出血があったので近くの婦人科に診てもらったところPCOSと診断されました。
うまく排卵できていないということですよね?
確かに、基礎体温をつけていたらグラフばガタガタ。
調べれば排卵していない可能性があるという記事を見ていたのでそれほどの驚きはなかったですが、子どもが欲しいのにできない理由になってしまいますよね…
PCOSでも妊娠の希望は持ってもいいですか?
どのような治療方法になるのかも気になります。
今不安で仕方ないです。

A,PCOSの方は排卵に問題がある方が多いのですが、排卵障害の程度は人により異なります。
軽症の方でしたら排卵誘発の薬を5日間内服するだけですみますが、重症の方でしたら病院に毎日注射をうちに行かないといけない人もいらっしゃいます。
ですが、いますぐに子供が欲しいのでなければ心配する必要はありません。子供が欲しくなった時にホルモン治療を専門にしている婦人科医に排卵誘発治療をうければいいのです。

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