2023年03月

注射について

Q,過去に多嚢胞性卵巣症候群で排卵誘発剤を内服しまきたが、排卵しませんでした。
妊娠を希望する場合、内服で効かない場合は注射になるのでしょうか?
仕事をしながら妊活をすることはできますでしょうか?

A,恐らくクロミッドという薬を内服されて排卵しなかった方と思われます。
こういう方は注射による排卵誘発治療をしないといけないことが多いです。
当院でも仕事をしながら注射をうちに来る方は大勢いらっしゃいます。皆様には夜の7時までにクリニックに入ってくださいねとお願いしています。
どうしても7時までに入れない方は、少し高くつきますが自己注射という手段もあります

検査費用について

Q,自分が問題なく妊娠できる体であるかを確認したいと思っています。基礎体温(三ヶ月ほど)はガタガタです。
避妊をやめて、半年ほど経っています。
30を過ぎてから、経血量が半分ほどに減ったことが気になっています。
どういった検査が必要でしょうか。また、費用を教えていただけますでしょうか。
また、タイミングを取ったあとで、膣内の精子量を見てもらうことはできますでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。

A,基礎体温が低温相と高温相に分かれていなければ、排卵誘発の治療が必要です。3か月分の基礎体温表をもって受診してください。
排卵誘発治療は内服薬ですむ場合には比較的安価ですが、注射薬を使う必要がある時は少し高くなります。どちらにしても保険が効きます
排卵日に性交渉をもった後に子宮頸管内に生きた精子がいるかどうかをしらべることをフナーテストといいます。もちろんこの検査も保険が効きますよ。

排卵障害

Q,他院でクロミッドを使用しているのですがなかなか効きません。ネットで調べる中で、インスリン抵抗性というものがあると知り、家族に糖尿病の人がいるため、自分もそうかも…と感じています。貴院ではこの検査をされていますか?また、インスリン抵抗性がある場合、それに対応した治療はされていますか?

A,不妊症の原因が多嚢胞性卵巣の方でしたら、インスリン抵抗性を改善するメトフォルミンという薬剤を併用するとクロミッドでも排卵する方がいらっしゃいます。試しに飲んでみるということもできます。
またインスリン抵抗性を測るためには、絶食で朝来ていただければ血液検査ですぐにわかります。

無排卵月経の場合

Q,初めまして、高齢ですが妊娠を希望している者です。
10カ月ほど不妊治療の病院に体外受精のため通い、クロミッド、排卵誘発の注射、ルトラールなどを投与し治療を続けてきましたが、現在は中止しております。
中止してから今月で2回目の高温期ですが、1、2回とも高温にならず、一定の体温のままです。
あと、生理後10-15日辺りに排卵検査薬を試しましたが反応が出ませんでした。ただし月経はきています。
治療を始める前まで、体温は2層になっており、排卵検査薬の反応もありました。
これは不妊治療中の薬の副作用でしょうか?
どれくらい様子をみてから病院へ行くべきでしょうか?

A,今は無排卵の状態になっているのかもしれません。
ですから基礎体温表をもって、できるだけ早く受診されたら良いと思います。

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