2017年05月

Q、妊娠希望しており、不妊治療中です。

排卵誘発剤を飲み、排卵し、ただ今高温期7日目です。

うまくいっていればそろそろ着床する時期ですが、

この時期に激しい運動は避けたほうがよいのでしょうか？

ｽﾎﾟｰﾂｼﾞﾑに通っていて、ｽﾀｼﾞｵﾚｯｽﾝで結構激しい運動をしています

ので気になります。

どうか教えてください。

 

A、着床時期に激しい運動をしたために、衝撃が伝わって妊娠率が下がるということは無いと思います。

ただし激しすぎる運動は卵巣からのホルモン分泌を悪くする可能性がありますので、適度な運動を心がけてください。

Q,人工授精時にはHCGの注射を打った方がよろしいでしょうか。また、HCGの注射を打っても排卵検査薬は必要ですか。

 

A,当院では人工授精の際にはHCGの注射をうって排卵を確実にしておく方針にしています。

HCGの注射をうった後は排卵検査薬は必ず（+）にでますので、検査は意味がありません。

Q,先日よりセキソビットを飲み始め、不妊治療を開始したところですが、

卵管造影を行ったところ左卵管閉塞と診断されました。途中までは通っているのですが、最後の卵管采に入るところで造影剤が途切れていました。

妊娠する確率は1／2になると言われたのですが、体外受精しないと妊娠は難しいでしょうか。

出来るだけ早く妊娠したい気持ちはありますが、いきなり体外受精は気が引けてしまいます。

ちなみに超音波では卵管が通っている右側の卵巣に２つ卵のようなものができているものの、左の卵巣は見当たりませんでした。毎回右から排卵してくれたら問題はないのでしょうか。

 

A,片方の卵管が閉塞していても反対側の卵管のみで妊娠される方は珍しくありません。ですから片方の卵管だけで排卵誘発を試みられても悪くはないと思います。

それから詰まっている卵管の中にカテーテルを入れて造影する方法とか、卵管鏡と言われる特殊な機械を使って詰まっている卵管を開通させる方法もあります。