2021年11月

仕事の仕方に合わせた不妊治療

Q,妊活を始めたばかりです。元々少しストレスがあると生理が止まったりする事もあり年齢も32歳なので不妊検査・必要になったら治療をしたいと思ったのですが、仕事が夜21時頃まであり、急に休む事も出来ません。
少し調べたら生理周期に合わせて色々な検査をするとあったのですが、各検査やチェックは(例えば排卵している日を確認する等)この日前後に絶対来ないといけない等ありますでしょうか。
シフト制で週に1回か2回、休みの間隔は2〜4連勤が多いです。休みの日に行っても大丈夫でしょうか?

A,排卵日の直前に超音波検査で卵胞計測を行うのですが、その日はできれば見せていただきたいと思います。
それがままならないのでしたら、自分で尿検査を行って排卵日を推定するしか他に方法はないと思います。
また当院は日曜日と祝日はお休みとさせていただいております。

多嚢胞性卵巣症候群 将来の妊娠を考えると、ピルによるホルモン

Q,今行っている産婦人科で多嚢胞性卵巣症候群と診断されました。
まだ21歳ということもあり、とくに妊娠の予定等もないのなら生理が狂ったときだけ来てって言われました。
しかしほとんど毎月生理が終わらなかったり、来なかったりしています。
低用量ピルを服用することも考えているのですが、この年齢はまだピルによる治療を行う必要はないのでしょうか?

A, 多嚢胞性卵巣のために月経周期が不順な方は、将来の妊娠のことを考えると、ピルによるホルモン療法が望ましいと思いますね。

 

これから妊活を始めよう考えている方からのご質問

Q,これから妊活を始めよう考えているものです。夫は現在海外赴任中です。一時帰国をしたときにタイミングをとるつもりです。海外での仕事は過酷でろくに体も休めず栄養も取れずにいるそうです。喫煙もしています。そんな状態でタイミングを取るのは危険でしょうか?健康な子供を産みたいですが早く授かりたいと思っています

A, ご主人の体が酷使されて精子に悪影響が出たとしても、そういう精子は妊娠させる能力が下がってしまいます。 ですから一時帰国されたときに性交渉を持つように計画されても、問題は無いと思います。

卵胞の育ちについて 排卵誘発剤を使用しないとき

Q,現在不妊治療で、排卵誘発はせずにタイミング治療を行っています。
いつも排卵前にクリニックにいくと、育っている卵は1つだけなのですが、それは普通ですか?インターネットなどで拝見していると、いくつか排卵しそうな卵が育っている方が多いような印象を受けましたので、気になって質問させていただきました。

A,排卵誘発剤を使用しないときには卵は1つだけ育つことが多いです。 排卵誘発剤を使用すると2個または3個の卵が育つことがあり、3個以上の時には品胎妊娠を避けるために性交渉をパスしてもらうこともあります。

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