当院について

院長挨拶

大塚志郎

 

世の中には不妊症治療といえば体外受精と同義語のように捕らえている方も多いと思います。
しかし私のようなホルモン治療の専門家からみれば、体外受精までいかなくても妊娠する可能性を有している方は数多くいらっしゃると思います。
そういう方のために私は保険診療をしながら不妊症治療を行っていきたいと思っています。

日本産科婦人科学会認定医|母体保護法認定医/医学博士

1976年 早稲田大学理工学部卒業
1980年 大阪大学医学部卒業
1983年 大阪大学医学部産婦人科内分泌研究室にて
更年期障害・子宮内膜症・骨粗しょう症などのホルモン治療の研究に従事
1988年 アメリカUniversity of Tennessee に研究の為渡米
下垂体ホルモンの分泌制御に関する研究
1989年 アメリカSt. Jude Children’s Research Hospitalにてがん遺伝子の研究
白血病の原因遺伝子と卵胞発育との関係に関する研究
1991年 大阪府立母子保健総合医療センター  医長
(産科の国内でもトップクラスの先端医療機関)
1994年 大阪警察病院  医長
(婦人科の先端機関)
1988年 大阪鉄道病院 副部長
2002年 おおつかレディースクリニック開設

 

体外受精以外の方法で不妊治療を受けたい方のために

日本の夫婦の10組に1組は不妊症で悩んでいると言われています。
体外受精は健康保健が効かない高価な治療法であり、感覚的に「そこまでしたくない」とおっしゃる患者さんも多くいらっしゃいます。

そこで当クリニックでは体外受精以外の方法で不妊症の治療を受けたい方のために、治療プログラムを提供させていただきたいと思います。
まずは当クリニックの治療を1年間受けてみてください。
それでどうしても妊娠しない方は、そこで初めて体外受精をうけるか、不妊症治療をやめて自然体でいくかの選択をされたらいいと思います。
私の患者さんの中にも不妊症治療を止めたとたんに妊娠された方もいらっしゃいます。

第一段階

 

基礎体温をまず1ヶ月つけてください。排卵の有無を確認します。
排卵障害の方の治療は排卵誘発を適切に行うことです。

超音波下卵管造影検査、卵管が通過しているかどうかの検査、卵管の通過性に問題がある方は腹腔鏡の検査を受けていただきます。
男性は精液検査で精子の数や運動精子の率などを調べます。

精子の数が少ないまたは運動精子が少ない方は、精子を濃縮して子宮内に注入する治療を受けていただきます。これをAIHと呼んでいます。

第二段階

 

第一段階の検査で異常がなかった人と卵管に異常が疑われた人は腹腔鏡検査をお勧めしています。
これは全身麻酔を必要としますので、クリニックのレベルではできません。
それで日生病院などの大きな病院で腹腔鏡検査をうけていただきます。
 
検査が終わればまた私のクリニックで引き続き治療を受けていただけます。
上記の治療を受けてもどうしても妊娠されない方は、希望があれば体外受精の施設への紹介もしています。

 

女性ホルモン(エストロゲン)と妊娠の関係

女性ホルモンのしくみとは?

女性ホルモンは卵巣から分泌されるのですが、その分泌は脳がコントロールしています。
脳はその下部についている脳下垂体からのホルモン分泌を通して、卵巣の中に卵胞が1個できるように
調整しているのです。

卵巣の中で卵が正常に発育している人は、卵胞からエストラジオールというホルモンが十分に分泌されます。
このホルモンは子宮内膜に作用して内膜を妊娠しやすいように変化させますし、子宮の入り口にある
粘液腺を刺激して頚管粘液を増加させ、精子が子宮内に侵入しやすい状況を作ります。

アクセスマップ

 

 

〒543-0054 大阪市天王寺区南河堀町9-40
「JR天王寺駅」北口より徒歩3分、地下鉄 「天王寺駅」・近鉄「阿部野橋駅」より徒歩5分

診察時間

診療時間
9:30~12:30 / /
16:00~19:00 / /

 

午前9:30~12:30 | 午後4:00~7:00
2017年5月15日より変更

【休診日】

日曜、木曜午前、土曜午後

予約はこちら:TEL 06-6776-8856 

初めて来られる方には予約をおとりしておりません。保険証をお持ちの上、直接おこしください。

診療予約について

当院では、原則として再診の方には予約をお取りしています。
初診の方は、随時受け付けておりますので、いつお越しくださっても結構です。