これから不妊治療を開始する

黄体機能不全について

Q,基礎体温を測ってますが、、高温期が短いです
一応婦人科でも見てもらったのですが低温と高温が綺麗に分かれてるし、高温期が短いけどギリギリ大丈夫と言われたのですが、中々妊娠しないので黄体機能不全の検査を受けてみたいのですが検査をする場合はどの時期に病院に行ったらいいのでしょうか?また、初診でもしてもらえますか?

A,黄体機能不全の診断は一筋縄ではいきません。
当院では血液検査でプロゲステロンを測定していますが、内膜を機械で取ってきて顕微鏡で見て判定するべきという意見もあります。
とりあえずは黄体ホルモンを投与して黄体期が十分な長さになるかどうかを試して見られたらいいと思います。

注射について

Q,過去に多嚢胞性卵巣症候群で排卵誘発剤を内服しまきたが、排卵しませんでした。
妊娠を希望する場合、内服で効かない場合は注射になるのでしょうか?
仕事をしながら妊活をすることはできますでしょうか?

A,恐らくクロミッドという薬を内服されて排卵しなかった方と思われます。
こういう方は注射による排卵誘発治療をしないといけないことが多いです。
当院でも仕事をしながら注射をうちに来る方は大勢いらっしゃいます。皆様には夜の7時までにクリニックに入ってくださいねとお願いしています。
どうしても7時までに入れない方は、少し高くつきますが自己注射という手段もあります

検査費用について

Q,自分が問題なく妊娠できる体であるかを確認したいと思っています。基礎体温(三ヶ月ほど)はガタガタです。
避妊をやめて、半年ほど経っています。
30を過ぎてから、経血量が半分ほどに減ったことが気になっています。
どういった検査が必要でしょうか。また、費用を教えていただけますでしょうか。
また、タイミングを取ったあとで、膣内の精子量を見てもらうことはできますでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。

A,基礎体温が低温相と高温相に分かれていなければ、排卵誘発の治療が必要です。3か月分の基礎体温表をもって受診してください。
排卵誘発治療は内服薬ですむ場合には比較的安価ですが、注射薬を使う必要がある時は少し高くなります。どちらにしても保険が効きます
排卵日に性交渉をもった後に子宮頸管内に生きた精子がいるかどうかをしらべることをフナーテストといいます。もちろんこの検査も保険が効きますよ。

夫婦で相談

Q,妊娠を希望しています。自己流でタイミングをとってみたりもしましたが、夫があまり協力的でないのもあり、5ヶ月ほど失敗しています。
まだ二人とも20代ですが、訳あって早い妊娠を望んでいるので二人で病院に行ってみようと思います。
まずはどのような検査や治療をすれば良いでしょうか。 何もわからない状態ですので、アドバイスを頂けると幸いです。

A,まずは薬局で婦人科体温計を購入して、基礎体温を次回の月経まで記録してみて下さい。
月経が発来したら、5日以内に当院を受診してください。 その後のことはクリニックに来られてからお話します。

妊娠時期のご相談・男性には妊娠しやすい年齢や妊娠しにくい年齢というのはない

Q,私は将来妊娠を望んでおります。子供は2人授かりたいと思っております。しかしながから、現在旦那は海外赴任中のため妊活開始時期が来年の5月、28歳からのスタートとなります。2人授かるためにはどうしたら良いですか?

A,旦那さんがいなければ妊娠は成立しないので、旦那さんが海外から帰ってくるのを待つしかないと思いますね。
それまで待てないというのでしたら、貴女が旦那さんの赴任先に移住するしか他には方法はないですよね。

Q,旦那は35歳になります。男性も35歳の壁というのがあると聞きますがその場合も含めてどうしたら良いか教えて頂きたいです

A, 女性には妊娠しやすい年齢がありますので、35歳を過ぎると同じ治療を受けても妊娠率が下がってくることが知られています。 一方男性には妊娠しやすい年齢や妊娠しにくい年齢というのはないので、35歳にこだわることは無いと思いますね。

2024年4月
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