PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の治療

Q,避妊目的でピルを服用、やめてから無月経になり、PCOSと別病院で診断されました。
(7年前、LHとFSHの逆転現象・高プロラクチン血症とネックレスサインあり。テストステロン値も高い)
芍薬甘草湯とプラノバール・ルトラールを服用、LHとFSHの逆転現象・高プロラクチン血症はおさまりましたが生理がこない状態は継続し、7年。
ピルを飲むと肝機能と中性脂肪に異常が出るため(飲んでいる期間と飲んでいない期間で2回血液検査をして調べました)、あまり飲みたくなく、今年の3月以降ピルをやめたところ、6/19から7年ぶりにようやく自発的な生理が来ました。
■現状の悩み、疑問
・今月の健康診断でピルを服用していない状態で、中性脂肪が301(去年は116でした/36歳、160センチで体重は47キロです)。
・血中テストステロンが179と異常に高い(去年の12月の数値/以前から高いです)。
・インスリン抵抗性があるのでは?
・こどもが今すぐ欲しい訳ではない(産む期限があるのも分かっています)

今の病院ではとにかくピルを飲むことしか言われず、
他の病院を探そうとしています。
こちらの病院では、他の手段やインスリン抵抗性の検査などを相談させていただくことは可能でしょうか?


A,今すぐに妊娠を希望されない多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の方の場合には、治療しないでいると無月経や月経不順になってしまうので、定期的に生理をおこしておくことが大事ですね。
その方法としては低用量ピルを使うことが多いのですが、他のホルモン剤を使用して生理をおこすということもよくあります。
インスリン抵抗性を改善する薬を使用するのは、妊娠を希望されるようになってからで良いと思います

 

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